インプラントは、第2の永久歯と言われています。失った永久歯を補う治療としてインプラントが第2の永久歯と言われているのです。
基本的には補綴治療と口腔外科、歯周病治療をミックスした治療になります。歯が失われた場所に、歯の根にかわる人工歯根を埋めます。骨としっかり付いた段階で人工の歯をその上に取り付ける治療法です。
そもそもインプラントの歴史は古く、1952年にスウェーデンにあるイエテボリ大学のブローネマルク博士がチタンと骨が結合する現象、オッセオインテグレーションを開発されました。1980年代まで15年にわたって臨床研究を続けてデータを蓄積し、ブローネンマルクシステムを確立したのち、1981年に学術論文を発表し、この発表により歯学界にセンセーションを巻き起こし世界中でオッセオインテグレーション・インプラントが臨床の場で実際に行われるようになったのです。
現在、世界中のインプラントメーカーは100社以上あるといわれています。各社様々な形や種類がありますが、オリジナルのインプラントを製造しているメーカーは数少なく、ほとんどはブローネマルク博士が開発したインプラントのコピー商品が多く、研究開発費は抑えられますが、臨床データが少ないため、安全性や確実性という点では若干の不安が残ってしまいます。
奈良県斑鳩町の歯医者こうの歯科医院では、そのためにも科学的根拠に基づき、データや症例が多く信頼性のあるインプラントシステムを使用することをおすすめします。
このページでは代表的なインプラントメーカーをご紹介します。
奈良県斑鳩町の歯医者こうの歯科医院では、世界で信頼性の高いシステムである、ノーベルバイオケアインプラントとアストラテックインプラント(共にスウェーデン製)の2種類を採用しております。 適材適所に使用することで、患者様の様々な病状に対応できるインプラントシステムを使用しております。
インプラント治療で恐怖や痛みについて多くの不安を抱えていらっしゃると思いますが、どうぞご安心下さい。当院では静脈内鎮静法を用いております。静脈内鎮静法とは、術中の痛みや恐怖心などなくなり、術後の腫れや痛みも少なくなります。より快適で、より安全にリラックスした状態で手術を行って頂けます。
インプラントを実践する上において、顎の骨に埋める外科手術だけが上手でも喜ばれる結果が出ません。常に最善であるように、インプラントに関係する全ての習熟を求められることになります。
奈良県斑鳩町のこうの歯科医院の院長は、日本歯周病学会歯周病専門医と日本口腔インプラント学会専門医です。
様々な団体が多数存在していますが、日本歯周病病学会は、厚生労働省が認めている学会です。また日本口腔インプラント学会(JSOI)は、非営利の公益社団法人として日本最大の歯科の学会です。
当院では、専門的な歯科医療機関としての役割を担うとともに、皆さまにご満足いただける診療を提供できるよう、邁進していきたいと思います。
当院では、高性能3次元CT「AUGE SOLIO」を導入しております。
従来の2次元の歯科用レントゲンとは違い、3次元CTはお口の環境や歯根の形状、骨の状態まで、お口の中をより詳細に正確な検査することができ、しっかりとした治療計画を立てることが可能です。
また、画像を診療チェア横のモニターに映し出し、患者様にもご確認いただいております。
さらに、従来との違いとして放射線量は3分の1以下で、安心で安全な治療のご提供を実現します。
歯だけでなく、顎の内部構造や上顎洞の形態、粘膜の状態、病巣などを立体画像で確認できるので、これまでの2次元的なレントゲンではわかりにくかったところも見落とすことなく、適切な治療をすることができます。さらに、治療内容に合わせた10パターンの撮影モードがあります。
そのため、一度のCT撮影で発見できる症状が増え、より症状が軽い段階での治療を可能にし、患者様の負担を軽減します。
上記の高性能3次元CT「AUGE SOLIO」で撮影後、デジタル画像情報ソフトウェアDTX Studio™で管理します。
デンタル、パノラマ、セファロ、CBCT、口腔内スキャナ(IOS)、口腔内カメラなどの外部取り込み画像等のデータを一元管理でき、これらのデータは、患者様のいらっしゃるチェアサイドで見ることが出来る為、より詳細な説明・診断ができるシステムになっております。
このような立体画面を見ていただくことで「わかりやすく、理解しやすい」と患者様の理解度が高まりました。
また、インプラント治療のみならず、歯内療法、親知らず、歯周病などの診断に非常に有効な歯科用CTは、安心で安全な治療を行う上で必要条件であります。
正確でより安全にインプラント治療を行うためには、インプラント手術ナビゲーションシステム「ノーベルバイオケア Xガイド」や「サージェリーガイド」を使用します。インプラントを埋め込む角度や位置、深さなど、適切に埋入することができるシステムです。
特に難しい症例や、より安全性が重視されるような症例では術前のシュミレーションはとても大切な工程になります。3D画像で「Xガイド」や「ガイドサージェリー」を用いることでトラブルを回避することができます。
奈良県斑鳩町の歯医者こうの歯科医院では、手術の正確性や安全性を踏まえ、できるだけ患者様の負担を軽減するインプラント治療を目指し、インプラント手術ナビゲーションシステム「Xガイド」を導入しました。
Xガイドは、DTX Studio ™ Implantソフトウェアとリンクさせ、患者様のCBCTデータをもとに計画したインプラント手術を実行するダイナミック3Dナビゲーションシステムです。Xガイドを使うことで歯や骨の状態だけではなく、骨の内部にある神経や血管の様子まで3Dで確認することが可能になりました。
常に詳細なデータをみながら、CT撮影を始め検査結果をもとに治療計画に沿ってインプラントを埋入する角度や深さを正確にガイドしてくれます。この「Xガイド」を活用し、より正確で安全なインプラント治療に努めます。
サージェリーガイドとは、デジタルインプラントプランニングソフトウェアでシュミレーションした通りの位置にインプラントを埋入するためのカスタムメイドの手術支援システムです。
サージェリーガイドはコンピューターテクノロジーのCAD/CAMにより作られガイドに設けられたホールがインプラントの埋入を正確にナビゲートします。
患者様の疑問や質問をこの段階でお伺いします。その後現在の全身状態の問診や口腔内の状態を検査させて頂きます。
また、詳しくレントゲン撮影や細菌検査、歯形をとります。
診断用の資料を参考に治療計画を立て、具体的な治療内容についてお話させて頂きます。
DTX Studio™ Clinicを使用することで、あらゆる検査に対応でき、デンタル、パノラマ、セファロ、CBCT、口腔内スキャナ(IOS)、口腔内カメラなどの外部取り込み画像等のデータを一元管理でき、患者様1人1人に寄り添った治療計画立案が可能です。
インプラントを埋入する前に、むし歯や歯周病疾患がある方はインプラントができません。
そのために、まずは虫歯や歯周病の治療をおこないます。
また、骨の厚みが足りない方や歯周組織の破損がひどい場合は骨の再生治療も行います。
動的コンピュータ支援インプラントサージェリーX-Guideを用い、インプラントの埋入を行います。X-Guideを用いることにより、リアルタイムに3D-CT画像を見ながら手術ができ、臨在歯の歯根位置、神経の位置、骨形態、上顎洞の骨壁を確認できるため、リスクを最小限が手術できます。
また、サージカルテンプレートを作製する必要がないため、CT撮影当日の埋入手術も可能で、手術までの期間が短縮できます。そして、開口量の少ない患者様の大臼歯部への埋入手術をCT画像を目視しながら行えます。
抗生剤などを服用し、インプラントを埋入した部分の消毒を行います。
この期間は丁寧に歯みがきをして頂くことが大切です。
顎の骨とインプラントがしっかりと結合したら、人工の歯を取り付けるためのヘッドを装着をします。
そして、人工歯(仮歯)を作るための型取りをします。
いよいよ天然の歯と見分けがつかないほどの人工歯を取り付けます。インプラントの装着後は、日々のお手入れが一番大切です。全身の健康状態によっても大きく影響されますのでしっかりとお手入れをして下さい。
また、定期的に歯科医院でメンテナンスを行うことが大切です。
GBR(骨再生誘導法)とは、重度の歯周病などにより、骨の幅や高さが無いときは外科手術が必要となります。奈良県斑鳩町の歯医者こうの歯科医院では、骨を再生するGBR(骨再生誘導法)を行います。
GBRは、骨の再生を促す特殊な膜を入れ、徐々に骨を再生させます。
まずは検査と診断をさせて頂いた上で、保険治療でできる症状なのかを診断し、完治が難しい場合は、自費治療についてオススメしております。
自費治療の患者様にはどのような治療ができるか?
またどのぐらいの治療期間がかかるかをご説明させて頂き、ご納得頂いてから治療を行います。
サイナスリフト(Maxillary Sinus Augmentation)は上顎の奥歯を抜歯したケースで良く用いられる治療法です。
上顎の骨のすぐ上には、上顎洞(サイナス)という穴があります。この上顎洞のため、上顎の骨は下顎と違ってかなり薄いのが特徴です。そのため、上顎にインプラントを挿入するには、下顎よりも骨が薄いため制限を受けやすいといえます。人によっては、上顎の骨に十分な厚さがないことがあるために、この部分の骨の量を増やす必要があります。
サイナス・リフトは、このように上顎の骨の厚さが足りないときに、上顎洞内に造骨する方法です。具体的には、上顎洞の粘膜(シュナイダー膜)を上顎洞の底から剥離して持ち上げ、それによってできた隙間に自家骨や骨補填剤を移植することにより上顎洞の底の部分の位置を上げ、 インプラントを埋入できるだけの骨の厚みを確保する施術法です。
A. ご自身の歯と同じです。
人工の歯が入った日から数日は違和感を感じることがあるでしょうが、すぐに消えます。もし長引くようであれば、お気軽にご相談ください。
A. 面倒というよりは、長持ちをさせるためにはきちんとしたメンテナンスとブラッシングが必要です。
インプラントは天然の歯と比べてシンプルな形をしているのでお手入れはラクです。しかし時間が経過するにつれ、お手入れが疎かになる方が多いようです。
歯を失った時のことを忘れずにお手入れをきちんとしましょう。わからないことがあればお気軽にスタッフにお尋ね下さい。
A. 当院では静脈内鎮静法施行下で行います。
寝ている間に処置をしますのでストレスや痛みを感じることなく治療を受けて頂けます。
ただし、麻酔が切れてから少し腫れや痛みが出る場合がありますが、通常すぐ治ります。
A. 重い基礎疾患を抱えている方は、まず病気を治すことが優先となります。
健康な人でも顎の状態が悪くインプラントを受けられないこともあります。最近では骨の造成術の技術が進み、適応症が広がっています。
A. ほとんどわからないでしょう。入れ歯に比べてインプラントの歯の部分はエステテック(審美的)なものです。
固定式のため食事中に外れたり洗面所で取り外しして洗う必要もありません。治療中も仮歯を作成しますのでご安心ください。
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